骨盤疾患
子宮筋腫
併用される言葉 ・ 筋腫 ・ 子宮平滑筋腫
子宮筋腫は子宮の筋層で成長する良性腫瘍で、位置や大きさによって出血・痛み・圧迫感が生じることがあります。
概要
子宮筋腫、まずは3つだけご確認ください
- 子宮筋腫は良性腫瘍であり、大きさだけでなく、位置・個数・出血・痛み・圧迫症状および妊娠計画を合わせて判断します。
- 症状がなく、大きな変化がなければ経過観察が可能ですが、過多出血や 貧血排尿・排便時の圧迫感がある場合は、治療範囲を再検討します。
- 突然の激しい痛みや多量出血、失神感がある場合は、次回の定期検診日まで待たずに受診してください。
意味と区別
子宮筋腫とはどのようなものですか?
症状がなければ経過観察が可能であり、症状や妊孕性(妊娠するための能力)の計画に応じて治療法を決定します。子宮筋腫は子宮の筋層にできる良性腫瘍で、位置や大きさによって出血・痛み・圧迫感が生じることがあります。
- 混同しやすい言葉
- 大きさだけで治療の必要性を決定することはありません。
- 診察で確認する理由
- 出血・貧血・圧迫症状と併せて、妊娠計画を確認します。
- メモして持参する内容
- 画像検査の結果と、以前のサイズ変化の記録をご準備ください。
詳しく見る
子宮筋腫とご自身の症状を照らし合わせて考える
画像検査で位置と以前のサイズ変化を確認します
超音波やMRIの結果から筋腫の位置・大きさ・個数を確認し、以前の検査結果と比較します。同じ大きさであっても、子宮の内側に向かって成長しているか、外側に向かって成長しているかによって、出血・圧迫や妊孕性に及ぼす影響が異なるため、数値だけで判断することはありません。
「筋腫があること」と「今治療が必要か」を分けて考えます
月経量と期間、大きな血の塊の有無、貧血検査の結果、骨盤の圧迫感・頻尿・便秘・痛みを記録してください。妊娠を準備されているか、また既存の薬や処置後に症状がどのように変化したかも、経過観察・薬物療法・処置・手術の選択肢を検討する際に重要となります。
よくあるご質問
子宮筋腫についてよくあるご質問
筋腫が大きい場合は必ず手術しなければなりませんか?
大きさだけで決定することはありません。位置と成長速度、出血・貧血・痛み・圧迫症状、年齢および妊娠計画を総合的に判断し、経過観察から様々な治療の選択肢を検討します。
筋腫があれば、過多月経の原因であると確定されますか?
筋腫が出血に影響を与えることはありますが、排卵の変化や腺筋症薬物など、他の原因がある場合もあります。出血の様相と検査結果を合わせて判断します。
女性疾患 用語辞典
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- 疾患案内子宮筋腫子宮筋腫を小さくしたり消失させたりすることが証明された特定の食品はありません。栄養バランスの良い食事と健康的な体重維持は全般的な健康に役立ちますが、薬物療法・処置・手術の代わりになるものではありません。過多月経がある場合は、血液検査で鉄欠乏や貧血を確認し、肉・魚・卵・豆・エンドウ豆・鉄分強化食品などの鉄分を多く含む食品を食事に取り入れてください。植物性鉄分は、ビタミンCを含む果物や野菜と一緒に摂取すると吸収が促進されます。めまい・息切れ・胸痛・失神感や、止まらない多量出血がある場合は、食事の相談よりも先に直ちに診療を受けてください。→
- 疾患案内不正出血不正出血とは、予定されていた生理とは異なる時期・量・期間に現れる出血のことです。生理の間や性交渉後の出血、7日以上にわたる出血、周期が急激に大きく変わった場合や、閉経後の出血を含みます。妊娠の可能性があり、出血と骨盤痛が同時にある場合や、2時間以上にわたり毎時間生理用品がひどく濡れ、めまい・呼吸困難・胸痛が生じた場合は、原因の相談よりも先に救急評価が必要です。→
- 診察ガイド生理痛・子宮内膜症・子宮腺筋症・子宮筋腫はどう違うのでしょうか?月経開始の頃に痛みがあり、鎮痛剤でコントロールできる痛みは一般的ですが、痛みが年々ひどくなったり、月経期間外にも続いたり、性交・排便時に痛む場合は、子宮内膜症の可能性を確認します。激しい月経痛と過多出血、子宮の肥大は子宮腺筋症で、圧迫感・頻尿・過多出血は子宮筋腫で現れることがあります。症状だけで判断せず、診察や超音波などの必要な検査を適切に行います。→
- 女性健康コラム子宮内膜症・子宮腺筋症・子宮筋腫、痛みと出血はどう違うのでしょうか?→
根拠および更新情報
以下の資料を、定義および治療説明の根拠・範囲を確認するために参照しました。